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足を踏み入れると、そこは「空」のファンタジー空間 

「南桜井駅周辺整備事業」の一環としてのこの「地下道大壁画制作」。 いただいたテーマは「空」です。「南桜井駅」のある旧庄和地区は水田の広がる農耕地で、大きさ100畳もある大凧あげで古くから有名です。

ただ、「空」というテーマだけで、640㎡の壁画をデザインするのは大難題です。 地下の閉所空間。 「冷たい」「暗い」「怖い」という地下道特有のネガティブイメージ。 利用客を増やすには、「明るい」「温かい」「開放的」というイメージを求められます。 その中で、「空」をテーマにすると、ブルーが基調色になるため、「冷たい」イメージになってしまうリスクがあります。 この二つがデザイン上の最も大きなハードルでした。

大きな空間を楽しく演出するには、変化とメリハリ、そしてストーリー性が必要です。
その1 地上部は地域のシンボル「大凧」を大きく配置し、入口には案内人「ウサギ」と「ライオン」。
その2 地下道内部には、意外性が必要です。 地下道を楽しくするには、異空間を演出する必要性があります。 そこで、北側の入口を「ノスタルジー口」と名付けました。 人間が空にあこがれ空を飛ぼうと挑戦した時代のロマンを描きました。
その3 南側の入口は、「ファンタジー口」と名付けました。 北口とは対照的に、動物やお城、海賊船など空を飛ぶはずのないものが登場する空想の世界です。
その4 そして、メインの中央通路は。空に浮かぶ「地上の楽園」です。 クジラバスが停泊し、出発準備をする整備士たちとしばしのくつろぎを楽しむ乗客たち。 そして、不思議な建物があちこちにみえる風景。

構成としては、地上部が上空で、階段を降りて地上に到ります。 ブルーの空に暖色を中心に色をちりばめて、温かさや楽しさを表現しました。 中央通路の突き当たりには、「朝日」と「虹」の絵で、「未来」と「夢」をイメージしました。

この幻想的な空間が、老若男女の地域の人々に安らかな気分を提供し続けてくれることを祈ります。