ただ描きたいものを描くのではなく、その場所のイメージや目的に合っているかを検討することが大切です。

例えば人通りの少ない場所に人物画を描いたら、夜間、おばけ騒動になってしまった、という例があります。いくら上手く描けていてもこれでは逆効果ですよね。

壁画デザイン上の主な留意点としては、
・図案やタッチが壁画の目的やテーマにそっているか。
・企業イメージや景観的な観点から、色使いが適切か。
・建物や周囲の環境と調和しているか。
などがあります。

もともと壁画のない場所に壁画を描くということは、違和感や不自然さを伴いやすいものです。そこで、建物や周りの環境に馴染ませるために、
・周囲の壁の色とトーンを合わせる。
・周りの建物や景観を借景として活用する。
・建物の障害物を逆利用して、絵の一部に取込む。
などの工夫が大切です。

弊社ではそのようなデザインの提案やアドバイスも行なっておりますので、ご気軽にご相談ください。